【初心者向け】いい銘柄を見つけるための指標とは【簡単】

株初心者の方で「いい銘柄」を簡単に明快に見つけたいという方は多いと思います。

株は簡単に利益を出すのが難しいと言われますが、筆者はそう思いません。

「一定の条件」や「タイミング」によって、成功率は十分に高まると考えています。

また「現物取引」や「長期目線」であれば、さらに成功しやすいと考えています。

そのためにはまず「いい銘柄」を選ぶことが重要です。

そこでこの記事では良い銘柄を簡単に見分けることができる「5つの指標」を初心者の方向けに紹介していきたいと思います。

あくまで目安であり、参考にしたい数値であって、株価が上がるという保証ではありません。

しかし闇雲に銘柄を探すよりはずいぶんとマシなことは確かです。

長期目線で安定した投資をしたいという方の参考になればと思います。

5つの指標

PSR(Price Sales Ratio)・・・株価売上高倍率(時価総額/年間売上高)

PBR(Price Book-value Ratio)・・・株価資産倍率(株価/1株あたり純資産)

PER(Price Earnings Ratio)・・・株価収益率(時価総額/純利益、時価総額/1株あたり利益)

ROE(Return On Equity)・・・自己資本利益率(当期純利益 ÷ 自己資本 × 100、ROE(%)=EPS(一株当たり利益)÷ BPS(一株当たり純資産)× 100)

ROA(Return On Asset)・・・総資産利益率(当期純利益÷総資産×100)

これらの指標は「時価総額」「売上高」「株価」「純利益」「自己資本」など、銘柄選びに大事な要素がつまっていることがわかります。

銘柄を選ぶ際に重要な企業データを参考にする指標です。

ゆえにその数値が「現在の株価の状態」を示唆しているということがわかります。

5つの指標の目安

(低いほど割安で良い指標)

PSR・・・0.5倍以下が割安

PBR・・・1倍以下が割安

PER・・・15倍以下が割安

(高いほど期待出来て良い指標)

ROE・・・10%以上が良い

ROA・・・5%以上が良い

上記が指標の見方となります。(一般的な選び方:筆者調べ)

「割安」ということから、この条件で銘柄を探すこと自体が、テクニカルに結びつく場合もあるかもしれません。

また「健全な状況であるのに株価が安い」ということを示しているとも考えられるのです。

このような指標はどういった局面で使えるのか?

たとえば注目していた銘柄が大きく下がったとき。

「よーし、そろそろ買うかな・・・待てよ。」

「PERやPBRはどうかな・・・あれ、PERが30倍?・・・ちょっとやめておこう。」

このような冷静な判断ができるわけです。

現に下がりだした銘柄は「落ちるナイフ」のように下がっていきます。

「ペッパーフード」や「UUUM」など、注目されていた銘柄の株価が10分の1以下になるような事態も少なくないんですね。

こういった銘柄は割安に見えてもPERやPBRが高かったりすることも多いのです。

反面、「トヨタ」や「KDDI」などの安定した銘柄は、PERやPBRなどが適正な数値に近いことが多いという印象が筆者はありますね。

つまり安定した銘柄が指標から見て割安だった場合は「買ってみたい」と考えることができるわけです。

まとめ:指標が示す明快な数値で良い銘柄を見つけ出す

何も考えずに買ってうまくいく場合や、メディアで話題になったので買ったら株価が上がったというような話もあります。

しかしそういった銘柄では仮に価格が大きく下がったときに心配になるのではないでしょうか。

企業の状態がわからないからです。

そこで指標を参考にすることで、仮に価格が大きく下がっても、一定の安心感が得られると考えます。

また「塩漬け」となっても、こういった銘柄は配当もなかなか良い場合が多いので、それが励みになることも。

指標を参考にして、自分自身が納得できるような銘柄選びを心がけるのはいかがでしょうか。

投資は自己責任なので自分自身の判断力が問われます。

判断力を鍛えるためにもこういった指標の数値に注目することは間違っていないでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

株初心者の方で「いい銘柄」を簡単に明快に見つけたいという方は多いと思います。 株は簡単に利益を出すのが難しいと…