【初心者向け】RSIの計算方法は?

初心者の方でRSIを活用してトレードをしている方は多いと思いますが、計算方法を知らないという方は多いと思います。

RSIが何を参考にして算出されているのか知っておいた方がいいと思いませんか?

難しい計算式は完全に理解できなくてもいいので、「何を参考にされているのか」ということは頭の片隅においておいたほうがいいと筆者は思います。

ここではRSIの算出方法を知り、トレードが少しでも上達することを目的にしたいと考えます。

RSIは上昇幅と変動幅で算出されている

AUDJPY 日足 RSI14

RSIは一般的に過去14期間の値動きを参考に算出されています。

そして計算式は下記のようなイメージです。

RSI=14日間の上昇した日の値動き幅÷14日間の値動き幅×100

つまり過去14期間に上昇した日が多いほどRSIは高くなり、下降した日が多いほどRSIは低くなる。

非常に相場の状態をわかりやすく表していることがわかりますね。

RSIは70で「買われすぎ」30で「売られすぎ」

一般的にこのように認識されています。

ただ単純にこのように売買をしても、うまくいかない場合が多々あります。

特にトレンド相場ではあまり機能せず、RSI70で「売り仕掛け」をしても、上昇し続けて踏み上げられることが多々あるんですね。

ダイバージェンスに優位性がある

AUDJPY 日足 RSI14

ダイバージェンスとは上記のチャートような状態です。

・レートは高値を更新している

・RSIは高値を更新できない

レートが高値を更新しているんだから、RSIも高値を更新しているだろう・・・と思っていたら、RSIは切り下げていますよね。

こういった動きがあるときの相場は「売りに優位性」があると言われています。(必ずトレンドが転換するわけではありません)

チャートでは一時的に売りが強まって、その後はさらに高値を更新していますが、そのときも勢いがあまり強くないことがわかります。(RSIも低下している)

つまりは高値で推移はしているものの、値動き幅が小さい、つまり「上昇の勢いが弱い」ということがわかるのかと思います。

ダイバージェンスは一定の優位性があるのかもしれないですね。

初心者の方でRSIを活用してトレードをしている方は多いと思いますが、計算方法を知らないという方は多いと思います…