【FX】レバレッジは危険なのか?【初心者向け】

FXを始めようと思っている方、または何となく始めてみたという行動力のある方で、レバレッジが危険なのかを気にしている方は多いのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、レバレッジは「少ない資金で大きな取引ができる」というのは周知の事実です。

またしっかり理解することで「レバレッジって便利!」と思えてくるはずです。

なぜならレバレッジは25倍であろうと100倍であろうと、実質的な取引で影響する上昇幅や下降幅は変わらないからです。

ここではトレード歴3年の筆者が、レバレッジについて自身の理解を深めるとともに、初心者の方々をはじめとしたトレーダーの方々の参考になるような記事を書いていきたいと思います。

トレードを推奨するものではありませんし、トレードや投資は自己責任です。


レバレッジは少ない資金で大きく戦える仕組み

というのはお聞きした方がほとんどだと思います。

たとえば下記のようなことですよね。

ドル円が130円のとき1万通貨買うときに必要な資金

レバレッジなし:130万円

レバレッジ25倍:5万2千円

レバレッジ100倍:1万3千円

上記のように本来は130万円必要な取引が、かなり少ない資金で取引できるという便利さ。

ただし気をつけなくてはいけないのは下記のようなパターンです。

レバレッジ25倍でドル円が130円のとき1万通貨を買う

資金が5万2千円の場合:すぐにロスカット

資金が6万2千円の場合:129円でロスカット

このように必要な資金(必要証拠金)にプラスして、ある程度の損切幅をいれておかないと、すぐにロスカットされてしまうので、注意が必要です。

含み損状態なく、プラスを狙うことはほぼ不可能ですからね。


レバレッジ25倍や100倍のトレードイメージ

買いポジションを建てた場合の証拠金シミュレーションを下記の条件でやってみます。

・買いポジションのレート:130円

・ロット:1万通貨

・レバレッジ:25倍

・口座資金:10万円

この条件では下記のようになります。

・ポジションの必要証拠金:52000円

・ロスカットライン:125円

・ロスカットされたときの損失:50000円

ロットは細かく設定できるFX会社もありますが、ここでは1万通貨としています。

130円のポジションに対して、125円のロスカットラインという500pips(約5万円の損失)もの大きな余裕がありますが・・・。

この条件ではロスカットされた場合、1万通貨のポジションを建てることはできなくなる、つまり1万通貨に対して必要な証拠金が100%を切ってしまうということになります。

この場合、ロスカットは資金を守る面もありますが、ロスカットまで我慢することはあまり賢い選択ではないようにも思えます。

次に「レバレッジ100倍」で買いポジションはどうでしょうか。

・買いポジションのレート:130円

・ロット:7万通貨

・レバレッジ:100倍

・口座資金:10万円

この条件では下記のようになります。

・ポジションの必要証拠金:91000円

・ロスカットライン:129.871円

・ロスカットされたときの損失:16700円

この条件ではロスカットラインまでたった「約13pips」。

損失は約16700円となっています。

そして損失で資金が減ることで、次に7万通貨を建てることはできなくなることがわかります。

たった13pipsの値動きでロスカットされるのであれば、頻繁に損失を出してしまうと、場合によっては1日で資金を減らしてしまうことになります。

反面、うまくやれれば、低資金でテンバガーのような大きな利益を狙うことも。

くどいようですが、トレードを推奨しているわけではありません。

とてもハイリスクハイリターンなトレードになることは必須です。


レバレッジはやり方次第でハイリスクハイリターン

ということがわかりました。

このような仕組みで利益を出すためには、トレードの技術はもちろん、利益が出せる手法を正確に再現できる「強靭なメンタル」」が必要です。

トレーダーが損を出しやすい例として「プロスペクト理論」というものがあります。

これは人間の心理は一般的に「利益はすぐ確定するが、損失は我慢して大きくしてしまう」というようなものだと筆者は解釈しています。

「129円で損切するつもりだったけど・・・もうちょっと様子を見よう。」

つまり利益になっている場合は早々と5000円で確定したとして。

含み損の場合は「助かるんじゃないかな?」と損切ラインになっても損を確定せず。

結局はロスカットで予想以上の損失になる・・・といようなパターン。

これはよくあるロスカットの一例ではないでしょうか。

そんなトレードは損失が膨らむのは当然なのに、間違った手段をなぜか人間はついついやってしまうようです。

筆者はプロスペクト理論に大いに心当たりがあります。

そしてこの理論に納得して、それにどう逆らうか、つまりはいかに正しいトレードをできるかということを常に考えていますよ。


レバレッジにとらわれてはいけない?本当に賢いトレードとは

筆者の個人的な意見です。

FXのレバレッジという仕組みは非常にトレーダーにとってありがたいものです。

なぜなら本来であれば130万円が必要なトレードを、たった10万円程度の資金で値幅を狙うことができるからです。

そういった仕組みを活かすためには、たとえば下記のような考え方が必要なのではないでしょうか。

「5000円の損失を許容して、10000円の利益を狙う」

つまりレバレッジなどはちょっと横に置いておくということです。

たとえばドル円を130円で1万通貨買います。(テクニカルやファンダメンタルズを参考に)

そして損切ラインを「129.5円(-5000円)」、利益確定ラインを「131円(+10000円)」と決定。

このようにすると、レバレッジが25倍だろうが100倍だろうが、関係がありません。

つまるところ、レバレッジとはハイリスクハイリターンができる仕組みであって、それを初心者が無理にフル活用する必要なんてないわけです。

「レバレッジ100倍なのに1万通貨?」

このようなことは気にすることはないのです。

そもそも130万円の10分の1(13万円)でも、130万円分のトレードが十分にできることことこそがレバレッジのメリットだからです。

最初はとにかく「どうやったら利益をだせるのか?」ということを考え、コツをつかみ、うまくいくようになったらハイリスクハイリターンにチャレンジすることを検討すべきではないでしょうか。

こう考えるとFXのレバレッジやスプレッドという比較的に安い手数料(通貨ペアやFX会社による)は、非常にトレーダーに優しい仕組みだと考えることができるわけです。


まとめ:レバレッジよりも許容できる損失金額を意識することが安全

レバレッジはただただ「少ない資金で大きく張れる」というだけで「必要以上のリスクを取ってはいけない」ということはトレードにおける一理だと思います。

初心者がトレードを低リスクでする秘訣は、「許容できる損失」を算出し、必ず損切をすることだと筆者は考えます。

ただそのためにはまず「利益を出せる手法」を生み出さなければなりませんが。

とりあえずレバレッジをうまくコントロールできるまでは、大きなリスクを取ることは避けることをオススメします。

くどいようですが、トレードを推奨しているわけではありません。

またトレードや投資は自己責任なので、しっかりと計画を立てて安全なトレードを心がけましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

FXを始めようと思っている方、または何となく始めてみたという行動力のある方で、レバレッジが危険なのかを気にして…