【EMA】移動平均を活用したFXトレードの例【初心者向け】

FXトレードでEMAをチャートに表示し、FXトレードに活用したいという初心者の方は多いのではないでしょうか。

筆者はトレード歴3年程度で、EMAをはじめMACDやRSIなどテクニカル分析を好んでやっています。

今回、EMAを活用したトレードの例をご紹介したいと思いますので、興味のある方はご拝読いただき参考になればと思います。

EMAの基本

EMAとは指数移動平均とも呼ばれ、N日間の期間の平均をちょっとややこしい計算方法で算出されていることはご存知の方が多いと思います。

単純な移動平均の場合は「SMA(単純移動平均)」と呼ばれたりしていて、単純に過去N日間の平均(SMA20なら過去20日間の平均)で算出されますよね。

EMAの場合は相場への反応速度が速いとも言われていて、単純でない計算式となっています。

EMAを活用したFXトレードの利益確定の例

USDJPY 1分足 EMA100、200

上記のチャートはドル円の過去チャートです。

1分足でEMAの100と200を活用しています。

上記の場合、ゴールデンクロスで買います。

そのとき損切ラインは「直前のデッドクロス中の安値」としています。

すると利益確定を次回のデッドクロスとした場合、およそ「45pips」くらいの上昇幅がとれていますね。

これが利益確定の一例です。

EMAを活用したFXトレードの損切の例

USDJPY 1分足 EMA100、200

上記もドル円の1分足チャートです。

こちらでは先ほどと同じような手法でしたが、あえなく損切となっています。

スプレッドも加味すると、およそ「-11pips」くらいの損失となります。

おそらくこの相場は「レンジ相場」となっているため、このような結果になっていることが推測できます。

この手法は「トレンド相場に強い」「レンジ相場に弱い」ということがわかります。

トレードルールを決めると○○をしなくなる

この手法を継続して利益が出るのかどうかというのは、しっかりとご自身の扱う通貨ペアで検証していただきたいと思います。

しかしこういった明確な手法を取り入れることで良いことが起こります。

それは「ポジポジ病がなくなる」ことです。

明確なルールがなくトレードをすることで、ついついエントリー回数が増えてしまい、それによって損失が膨らむことはよくあることです。

特にトレードの練習と考えたい方は、このような手法をデモトレードや小さなロットで試験的にやってみることをオススメします。

テクニカル指標のサインを見てトレードをすることは、「大きな利益を続けて出すことは難しい」のですが、「大きな損失を出しにくい」という一面もあると考えます。

また投資は自己責任であり、損失の責任を負うのはそのトレーダー自身です。

なので様々な情報を取得し、利益を出せる独自のトレードスタイルを磨き続けることが重要だと考えます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

FXトレードでEMAをチャートに表示し、FXトレードに活用したいという初心者の方は多いのではないでしょうか。 …