【初心者向け】株の取引でやると危険なこと【3つ】

「株の取引は危険が多いから、初心者の自分は怖い…。」

 

「どんなリスクがあるんだろう…。」

 

このように考えている方は多く、危険の先読みをすることはとても大事なことです。

 

株の取引で初心者がやると危険な行為を3つあげますね。

 

安易なナンピン

信用取引

デイトレード

 

とりあえずこの3つは避けるようにしましょう。

 

またこの危険な行為を逆手に取ると、安全な取引が見えてきます。

 

株の取引で大損をしたくないという方はご一読ください。


安易なナンピンは危険

投資をする女性

「1,000円で100株を株を買ったぞ!」

 

「…あれ、900円に下がった…。」

 

「そうだ!今、100株買えば1,000円に上がったときに100円分儲かるぞ!」

 

このように安易に考えるといけません。

 

もしも下がったらどうなるのでしょうか?

 

「あれ、800円に下がった!?合計で300円分の含み損が…ああ~!!!」

 

100株だけならまだしも、もう100株買ったので200株ぶん、下落幅を受けてしまうんですね。

 

下がり始めた株をすぐ買うことや、短期で連続して買い下がる行為は危険です。

 

「落ちるナイフ」とも言われるように、それをつかむと、さらに下落して手を大ケガするということです。

 

ナンピンは初心者のうちはやめておきましょう。

 

放っておくか、損切を決断する方が、傷は小さく済みます。


初心者の信用取引は危険

株ですべての資金を失う…なんてことは「現物」の取引であれば可能性は低いんですね。

 

「現物」の取引というのは「株価が100円のとき1万円で100株買う」というようなスタンダードな取引です。

 

なので最悪、買った株の企業が破綻したても1万円を損するだけで済みます。

 

しかしこれを「現物」ではなく「信用取引」でやると危険なのです。

 

下記のツイートを参考にすると、信用取引の危険性がわかりますよ。

 

特に「空売り」についてはかなり危険なんですね。

 

たとえば「買うと下がるなら…売ればいいじゃん!」と安易に考えてしまう場合があります。

 

先ほども申し上げたように「買う」ことは破綻しても限界があります。

 

しかし、「空売り」のリスクは無限大です。

 

株価がどこまで上昇し続けるのかわからないんですね。

 

しつこいようですが「現物」であれば「10,000円」ぶんの株価が無価値になっても「10,000円」の損ですみます。(そういった事態も起きる可能性は非常に低いと思いますが…)


デイトレは難しい

「毎日トレードして利益を出せばいい!」

 

このように考えることも危険です。

 

まずデイトレをするにはある程度の資金が必要です。

 

なぜならたとえば、5万円の資金で5万円の株を売買できるのは1日1回です。

 

これは「差金決済」という仕組みがあるためです。

 

「同一の銘柄」を「同一の資金」で、何度も取引はできないということなんですね。

 

では「同一銘柄でなければいいじゃん」と思ってしまいますが、それだけの情報収集と分析を毎日することは大変な労力が必要です。

 

もしそれが出来るとして、そんな能力があるなら、普通に働いた方が儲かる可能性が高いかもしれません。

 

また情報収集と分析ができても、利益を得られるという確証もありません。


じゃあ初心者はどうしたらいいの!?

失敗しやすいやり方の「反対」をやればいいんです。

 

・ナンピンする→ナンピンしない

・信用取引→現物取引

・デイトレ→長期のトレード

 

買い増しをしないで、現物の取引だけをやり、長期の視点でトレードをする、ことで勝率が上がるということです。

 

筆者も大きな損失を背負い、少しずつ取り返すことができています。

 

しかし時を戻すことができるなら、デイトレをして損切していたあの頃を帳消しにできないかと考えてしまいます。

 

だってトレードで勝つコツの一つは、「損を小さくする」ということにつきますよね。

 

デイトレは損をする機会を生んでいるようなものです。

 

その日のうちにマイナスで終われば、損切をするのがデイトレのルールだからです。

 

しかし長期のトレードであれば「やっと買値に戻ったな、決済しておこうか。」となり、損を出すことも少なくなります。

 

「損を少なくする」=「少しずつでも利益が積みあがる」ということですよね。

 

こういった長期視点でトレードをしながら、色々な勉強をしてレベルアップすることが理想的だと思いませんか。


まとめ:初心者は危険行為をやめると勝率がグンとあがる!

ナンピン、信用取引、デイトレ…。

 

こういった危険な行為をやめることで勝率はあがります。

 

ただし、ナンピンについては効果的な場合もあります。

 

1,000円で買った株が500円になったときなどに「積立」というイメージで買う、などは良いかもしれません。

 

極端な話、半年スパンくらいであればナンピン(買い増し)は効果的ということも考えられます。

 

もちろん今後、株価上昇が期待できそうな銘柄だ、などの銘柄選びも大事なポイントです。

 

こういった自制心を持つことで、株投資はうまくいくことが多いでしょう。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 



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