【初心者向け】ダイバージェンスよりヒドゥンダイバージェンス?【RSI】

FXや株のトレードでRSIを活用し、ダイバージェンス相場で逆張りを狙う手法はご存知の方が多いと思います。

ダイバージェンス相場は、トレンドが反転する可能性を示唆する現象です。

しかし、必ず反転するわけでもなく、危険な側面もあります。

そもそもトレンドに逆らう手法というリスクが潜んでいるのです。

やはりトレードはトレンドに沿ってやっていくことが比較的に安全だと考えられます。

この記事では「ダイバージェンス」ではなく「RSIのヒドゥンダイバージェンス」について、筆者の考えを執筆したいと思います。

読者のトレードの参考になれば幸いです。

トレードを推奨するものではないですし、投資は自己責任です。


ダイバージェンスは危険?

ドル円 日足 RSI14 EMA200,100,50,20

上記はドル円の日足チャート。

ダイバージェンスが発生し、一時的な下落は起きているものの。

その後はさらに高値を更新。

こう見てみると、売りでエントリーするきっかけは難しいですし、一時的にしかチャンスはありません。

また結局はトレンドが反転していないため、売りを仕掛けた場合は大きな含み損状態は目に見えています。

やはり逆張りは危険だということが、よくわかります。


ヒドゥンダイバージェンスはどうか?

ドル円 日足 RSI14 EMA200,100,50,20

上記は先ほどと同じチャートです。

実は先ほどと近い時間帯でヒドゥンダイバージェンスも発生していたのです。

こちらは安値を切り上げるという、まさに「トレンド状態」。

反面、RSIは安値を切り下げています。

これが絶好の買いエントリーポイントとなっていて、その後は大暴騰。

あくまで結果論ですが、このような相場もあるということです。

エントリーポイントは、たとえばRSIとSMAのゴールデンクロスなどがありますし、直近の高値ブレイクというのもアイデアの一つ。

また損切ラインは前回の押し目となっている価格あたり(チャート画像の12月という表示付近)が一例でしょうか。

トレンドに乗るという安心感もありますし、仮にトレンド転換したとしても、比較的に小さな損切で済むんですね。


トレードの基本となっているヒドゥンダイバージェンス

トレードでは「N」の形のように切り上げたり切り下げたりするところでエントリーするイメージが基本の一つです。

ヒドゥンダイバージェンスは「価格が切り上げる(切り下げる)」ことが大前提なので、この理論に沿っているわけです。

ただし、ヒドゥンダイバージェンスも万能ではありません。

なので損切はきちんと決めておくことが、トレードを安全にする手段。

損切をしないとなると、ヒドゥンダイバージェンスでもトレードがうまくいくことはないでしょう。


ヒドゥンダイバージェンスで気を付けたいポイント

ドル円 日足 RSI14 EMA200,100,50,20

上記では一時的にヒドゥンダイバージェンスに見える相場が発生しています。

しかし、その後に前回の安値を切り下げてしまうので、ヒドゥンダイバージェンスではなくなってしまいます。

もしも下降相場の真っただ中に買ってしまうと、すぐに損切になってしまうんですね。

なので、ヒドゥンダイバージェンスを確認したときは「上昇へのサイン(トリガー)」を見つけて、そこでエントリーすることが重要になります。

それでも損切になる場合ももちろんあります。

しかし上記のような無理やりのエントリーをすると、損切が増えてしまう可能性が高まります。


まとめ:トレンドに乗りたいならヒドゥンダイバージェンス

ヒドゥンダイバージェンスはトレンドに沿ったトレードにおける一つのアイデアであることがわかりました。

ただ万能ではないですし、必ずうまくいくということを保障するわけではないので、ご自身で検証をしてみることが一番の近道になります。

またトレードの基本となる押し目買いや戻り売り、またブレイクを活用したイメージにも近い手法なので、初心者トレーダーにとってはトレードの勉強になるアイデアだと考えます。

読者の方々の参考になれば幸いです。

安全なトレードを心がけて、トレードの上達を目指したいですね。

※投資は自己責任です※

FXや株のトレードでRSIを活用し、ダイバージェンス相場で逆張りを狙う手法はご存知の方が多いと思います。 ダイ…