【FX】FXチャートの波動は3パターン?【波動】

FXチャートを分析している人は、エリオット波動など、波動という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

筆者個人の認識ですと、FXチャートの波動は、「3パターン」しかありません。

もちろん、もっと踏み込んだ考え方もできるのですが。

シンプルにとらえると、3パターンです。

そしてこれだけでも、十分に低リスクなトレードが可能になります。

今回は、この3つの波動について、個人的な意見を述べて行きたいと思います。

※トレードを推奨していません

※トレードは自己責任です


FXの3つの波動とは?

結論から申し上げますと、FXの3つの波動それは。

「更新、調整、転換」これだけです。

これは上昇トレンドも下降トレンドも同じ。

では、それぞれがどういったものなのか?

実際の過去チャートで見て行きましょう。


更新の波動

2023.12.7 ユーロ円 1分足

青い楕円が「更新の波動」です。

トレンドをトレンドと定義するのが更新。

画像は下降トレンドの更新なので、安値を更新しています。

これが上昇トレンドであれば高値を更新します。

画像では156.35円あたりで、一時的に勢いがなくなった、ところから、156.35を割り、さらに勢いづいていることがわかります。


調整の波動

2023.12.7 ユーロ円 1分足

青い楕円が「調整の波動」です。

調整はどのような相場にもある「反発」のようなものでしょうか?

たとえば経験がある方もいると思いますが。

どう考えても下降トレンドで、売ってみた時に、急に安値を更新しなくなる。

そして損切をしたら、そのあとに安値を更新をした、いやな記憶ですね・・・。

このようにトレンドでは必ずといっていいほど、「調整」が発生しています。

ここでは156.35円で一旦の更新をやめて、前回高値の156.77円までは届かず、「更新」に向かったことがわかります。


転換の波動

2023.12.7 ユーロ円 1分足

青い楕円が「転換の波動」。

158.06円から158円くらいの「更新の波動」を、覆うように超えていることがわかります。

これは明らかに短期的に「転換」していることがわかります。


まとめ:3つの波動を読んで、リスクを管理する

ここまでFXチャートの波動は3パターンしかない、というお話をさせていただきました。

なぜこのような考え方をするのかというと、リスクを管理するためです。

FXでは「絶対に勝つ」という考え方ではなく、「損を小さく抑えて、利益を大きく狙い、持続可能な資金管理をする」ことが大事だと思っています。

そのためにはトレンドフォローによって、利益を狙います。

「更新」の波動でポジションを方向に沿って狙い、「転換」の波動でポジションを閉じて、リスクに限界を作ります。

「転換」は「調整→更新」の波動を覆うことでできます。

なのでこの3つの波動を常に意識しておけば、リスクを管理できます。

いきなりトレードで勝つということは困難です。

そのためにもリスク管理をし、毎日勝てるという考えを捨て、勝てるときに大きく勝つ手法を生み出し、持続可能なトレードをしていくことが大事だと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

FXチャートを分析している人は、エリオット波動など、波動という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。 筆…